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ミステリと言う勿れ

2023/09/28

こんにちは。

まだ少し夏の暑さが尾を引きつつも・・・秋らしい日が増えてきましたね。お元気ですか?

 

先日、素敵な映画を観てきました。 

それは『ミステリと言う勿れ』

https://youtu.be/MFSfKuxAbBc

とても素敵な映画でしたよ(^^)/
内容を忘れないためにも、ちょっとご紹介記事を書いてみることにしました♪

菅田将暉演じる、天然パーマのおしゃべりな大学生が、屁理屈なのか哲学なのか、
事件の真相に迫りつつ、その人間の奥深い闇に迫ります。

けれど、時々クスっと笑えて、最後には、周りの人々の心の絡まった糸をほぐして傷を癒し、
ジーンと泣けて・・・。

実は、私はサスペンスとか怖い系が好きではなく、テレビドラマは見たことなかったので、

今回は前情報もなく、映画で初めて見たんですよね。従妹が前々から、

『面白いから、絶対観なよー』って、TVを勧めていた意味が良く分かりました(^^♪

あらずじは、他のサイトで確認していただくとして・・・

特に、中年の私にとって印象に残ったシーンやメッセージは、次の3つです♪

 

1つ目は、『人が何が好きかは、その人自身にしか分からない。他人の物差しを押し付けることが出来ない』ということ。

柴咲コウ演じる「ゆら」が、父親から『お前は、旦那さんに頼ってもう働かずにゆっくり子育てしながら楽してればいいんだ』と言われた際、

菅田将暉演じる久能くんが、それは押しつけだと反論します。

子育てや家事って楽なんですか?楽ならナゼ男性はやりたがらないんですか?
・・・って、そこから淡々と気持ちよく反論していきます。

それに対し、ゆらも、自分の気持ちを代弁してくれたことに、ホッと表情が穏やかになった感じでした。

他のシーンでも、久能くんが、洗濯は出したがらない、お風呂は入りたがらない・・
など、周りがよかれと思って勧めても、自分にとっては迷惑でしかない!

って面白いシーンがあるんですが、

この映画では、繰り返し『他人がよかれと思っても、相手にとって嫌なら、それは迷惑でしかない』
『本人の好きな事は、本人にしか分からない』って、メッセージがあったように思います。

その考えに、私はやけに共感して嬉しくなりました♪

2つ目は、『人は弱くて、壊れやすくて、倒れることもある。それを当たり前だと誰もが思っていい世の中ならいい』という言葉。

久能くんが、傷ついた汐路に語りかけたシーンです。

日本では、頑張るのが当たり前で、頑張れない人を『弱い人、忍耐の無い人』としてレッテルを貼りがちだけど、本当は人間て基本的に弱いんだよって。

とても勇気づけられる言葉だね~^^♪

世の中、もっと肩の力を抜いて、他人の評価基準に合わせようとせずに、自分の物差しを見つけて、それぞれの幸せや好きな事をしていけたら、ご機嫌な人が増えるだろうな♪

そんな風に、思わせてくれました。

久能くんの、淡々と周りの状況を分析判断し、手がかりを見つけていく様子に、
何だか『刑事コロンボ』を思い出したのは、私だけ!?

人にお世辞言ったり、媚びたりしていないのに、
相手の心の傷を見抜くことが出来るのか、相手が一番必要としている言葉を投げかけてあげられる久能くん。

結果、周りの人に好かれて、素敵な人だなと思いました!

ちなみに、最後のほうのシーンは、8年前に亡くなった親たちからのプレゼントのシーンに、
ウルっときましたね~。

見終わったあと、じわ~っと幸せになる映画でした♪

では、また(^^)/

 

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